就任祝いにはスタンド花を贈ろう
記念すべき就任祝いにはスタンド花がオススメです。素敵なスタンド花は就任式でも来賓の方々の目を一層惹きつけるでしょう。それでは、就任祝いにスタンド花を贈る際にどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。
1, 贈るタイミング
まずは新しく就任が決まったことを知った後、すぐに就任式があるかどうかを前もって確認しましょう。心配な場合は、送り先の秘書か、総務の方に連絡を入れて確認するのがいいでしょう。相手の都合の良い日に届くようにすることが、マナーです。
①就任の連絡が辞令日以前に来た場合
* 就任式を会社で行わない場合
前任者がまだ就任中の場合は、先に次期就任者のお祝いが届くと失礼にあたるので、スタンド花は就任日以降に到着するように配達を手配しましょう。
* 就任式を会社または会社以外の会場で行う場合
就任式の当日、会場に朝一番に届くように手配しましょう。スタンド花は生花なので、その場合、前日に配達する事はオススメしません。なぜなら新鮮なお花を使っているので、一日経つだけで、美しさが変わってしまうからです。一番お花が美しい状態でお披露目ができるように、当日の朝に就任式の始まる前の時間帯にお花屋さんに配達をお願いしましょう。
②就任の連絡が辞令日以降に来た場合
就任の連絡が来た時点で、辞令日が過ぎている場合は、出来るだけ早くお祝いのスタンドを手配するようにして、遅くとも一週間以内には届くようにしましょう。
就任祝いにスタンド花を贈ることを考えている場合は、とにかく、新たな就任の連絡を受け取ったらすぐに準備をしましょう。特に4月はほとんどの会社で、役員人事の異動が行われている月ですから、新たな就任が決まった場合、ほとんどが2月の終わりから3月半ばあたりに株主総会などで決議され、発表されます。
就任内定から就任の当日にかけては、人事異動の手続きに追われていたり、会社内の行事に参加したりで、受け取る側も忙しいと思われます。その為、就任の当日から翌日にスタンド花を届けるのがベストです。この時期はお花屋さんもとても忙しい時期なので、受け取りの時間帯を細かく設定する際に、気をつけて頂きたいのは、早めに予約をするということです。お花屋さんは何件かの依頼をうまく調節して配達を行なっています。早めに予約をすれば、お花屋さんもスムーズに配達の計画を立てることができるでしょう。また、早く予約をもらったお客さんから優先的に配達の順番を決めていくので、ギリギリに注文をしても、その時間帯は難しいです。と断わられてしまうことがあるのです。注文は計画的に行いましょう。
「スタンド花を贈ろうと考えていたけど、就任式まで時間があまりないし、だからといってテキトーな贈り物をするわけにはいかないよなぁ…。」と悩んでいる方には胡蝶蘭がオススメです。胡蝶蘭は花言葉も「幸福が飛んでくる」、「地域に根付く(土に根をはることから)」など、縁起物として喜ばれるので、就任祝いにはぴったりの贈り物です。また一週間ほどで枯れてしまう生花のスタンド花とは違って、日持ちがよく、長い間インテリアとして楽しむことができます。オフィスに美しい胡蝶蘭があるだけで、室内がぱっと華やかになり、とても印象が良くなるでしょう。また、ネット通販サイトでも取り扱っているので、わざわざお花屋さんに来店したり、電話する手間を省くこともできます。お祝いのお花のスタイルを選ぶ時に、選択肢の1つに胡蝶蘭を入れてみるのも良いのではないでしょうか。
2, 予算
就任祝いのスタンド花の予算は、会社の規模、就いた役職、また送り先との関係によります。予算の見積もりを失敗すると送り先に大変失礼なことになってしまうので、会社の上司と相談し、よく考えて決めましょう。
①役員就任祝いのスタンド花の相場
友人や知人であれば10000円~15000円、身内であれば15000円~20000円、いつもお世話になっている取引先であれば25000円~30000円ぐらいが相場です。ですが、あくまでも一例ですので、目安にして頂けるといいと思います。
②社長就任祝いのスタンド花の相場
送り先との親密さによって変わりますが、一般的には、20000円~30000円のものが多いです。10000円台のスタンド花だと、せっかくの社長就任のお祝いなのに、すこし貧相に感じられてしまうので、やはり予算は20000円以上を見積もった方が良いでしょう。
* 胡蝶蘭の場合
役員就任の場合は、友人や知人であれば15000円~20000円、身内であれば20000円~25000円、いつもお世話になっている取引先であれば30000円~50000円ぐらいが相場です。社長就任の場合は30000円~50000円またはそれ以上のものを贈るのが一般的です。
3, どんなスタイルにするか
就任祝いにはどんなお花を選べばいいのでしょうか。例えば、就任パーティに並べるスタンド花であれば、遠くから見ても存在感が出るように、たくさんのお花を使ってカラフルで華やかなスタイルのものがいいでしょう。また、その会社に直接届ける場合は、相手の立場や置かれている状況を考えると、あまり目立ち過ぎないものがいいでしょう。あまりに目立つものは同僚や上司の方々に少し嫌味に感じられてしまいますし、出世できなかった社員の方々、また現職の方々に対して配慮を忘れないようにしましょう。例えば、シックな色(暗めの赤、紫)で統一して、グリーン(葉物)でシンプルにまとめるスタイルや、白グリーンで爽やかに仕上げるスタイルがオススメです。
このように就任祝いにスタンド花を贈る際には気をつけるべきポイントがいくつかあります。「もし気をつけて注文しても、何か間違いがあって、送り先に失礼なことになったら困るし、自分一人で選ぶのは不安だ。」という方は、早めにお花屋さんに来店するか、または電話で相談するようにしましょう。そうすれば、お花屋さんも、こういった就任祝いのお花の依頼には慣れているので、送り先の詳細と自分の希望するお花のスタイルを伝えれば、アドバイスをもらえると思います。是非、新たな就任祝いには、気持ちのこもった素敵なスタンド花を贈って、いつもお世話になっている感謝の気持ちを伝えると同時に、送り先の相手に自分の存在をアピールしましょう。